こころ

2013年6月より、3ヶ月間アメリカ、バーモント州にてボランティアプログラムに参加。内容は主にボランティアに関してのこと。

1週目を終えて

DismasHouse近くに中華料理屋さんを発見。
久しぶりにアジア料理でも食べてみるかと。

...

店員さん「Where are you from ?」

俺「I'm from Japan^^」

俺「 我是日本人、我是日本人^^ I'll hav..」

店員さん「あ、日本語で大丈夫です」

俺「あ、えすいません、あチキン焼きそばお願いします」



店員さん日本人だった件。笑。完全中国人だと思ってましただって中国料理屋さんなんだもん!!!

大学一年のときに履修した基礎中国語で、唯一覚えているフレーズ「我是日本人(うぉーしーりーべんれん)」をかましたのに、すごいシカトされるから何事かと思ったら日本人の方でした。海外の日本料理屋さんで店員さんが中国人ってパターンは何度もありましたが逆がくるとは!

店員さんは女性の方だったんですが、旦那さんが中国人で、大学時代バーモントに留学した際に知り合ったらしい。ご家族でレストランを経営してて、小さいお子さんは日・英・中の3カ国を操る将来有望な感じでした。嫉妬。笑。



そんなこんなで一週間の総括!!


一週間前に立てた目標を確認しとくと

① 住んでいる人たちの顔と名前の一致
② 状況の把握、環境になれる
③ とりあえず住人みんなに話しかけてみる

こんな感じでしたが、一週間たってみてこれらの目標が達成できたか振り返ってみると


①住んでいる人たちの顔と名前の一致

はとりあえずおっけー!


② 状況の把握、環境になれる

は正直、


まだなれない...

まず、バーモント暑すぎ。湿気やばすぎ。夕方毎日雷やばすぎ。夜むさくて寝れなすぎ。ヌオオオオオ。

そして新生活と新しい環境にまだまだなれず、ハウスの住人との人間関係構築どないしよ~ストレスでもう

完全に疲れている...暑さ+ストレスで夏バテみたいな感じに。疲労感がすごくて朝起きれない...

これについてはまた後述。

③ とりあえず住人みんなに話しかけてみる

"とりあえず"住人みんなとは話せたかな!

とはいえ、絡みがある人ない人の差が大きくて、早くみんなともっと絡んでいけるようになりたい...

現在ハウスには自分を除いて8名住んでいて、


アダム :若い。体格いい。

アルフレッド :おじさん。スキンヘッドにタトゥー

アレックス :俺を除いて最年少。一番歳が近い。伊藤英明みたいな顔つき。笑。

フィリップ :最年長。物静か。

ヒミー :おじさん。いつも帽子つけてる。

アドルフ :陽気なおっさん。スラングの先生。笑。

ギュカン :部屋が一番近い。忙しそう。

モーリス :早口。クレープ屋で仕事?


こんな感じ。ちなみに全員仮名です。

いまのところ、アダムとアルフレッド、アドルフとはよく会話したり、絡みやすいけども、

アレックスとヒミーとぜんぜん絡めない...。

特にアレックスは一番歳が近くて仲良くなりやすいはずなのに何故だ...!!!

まあとりあえず、③は達成されたといっても、住人によって話せている度合いが違う現状。まあしかたないとは思うけど。



そんなこんな、これを踏まえて2週目(もう始まっちゃってるけど)の意気込みを...


①まだ話せてない人に積極的に話しかけていく。

特にアレックス!!!とりあえずアレックスに鬼絡みしてみようと思います。

②夏バテを克服せよ

まあ夏バテっていうか、暑さ+ストレスバテですが...

やっぱり前回にも書いたけど、人見知りじゃないけど、人間関係構築するのが絶望的に苦手だわ...

特に自分から相手に向かっていく、仲良くなろうと努力するのが、今までの人生史上ほぼ初(笑)くらいの勢いなので

スーパーウルトラストレス!!!笑。でも、住人のみんなはみんな親切でよい人だから、本当に自分の努力次第とはわかっているんですけどね...わかっているけど、なかなか難しい!!

毎日もーむり日本に帰りたい(笑)マインドともっとがんばらねばマインドが葛藤して

へとへとって感じですが、そんなこといってる場合じゃないので早く適応してガンガン絡んでいきたい。



ヌーーーーンって感じですが、2週目もがんばります。


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A lucky bad luck guy

週末。

週末はスタッフさんも出勤せず、ディナーを一緒に食べることもないので、自由。

土曜は雨がすごく、ひたすら家にいたわけですが、日曜日は晴れたのでまたもやアルフに釣りにつれてってもらいました。

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かわー

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ビーバーがかじってるらしい

この日は気温も湿度も高くて(思ったりよりバーモントは蒸し暑い!)川の近くは心地よかったです。

ただ、蚊に大量に刺されましたが...。

相変わらずアルフは本当に普通のおっちゃん、って感じです。

アメリカ人がなのか、ここの住人がなのかは知りませんが、冗談やサーカズム(Sarcasm,皮肉の利いた冗談)がみんな大好きで、釣りの最中「腹減ったか?これ食えよ(持ってたのは釣り用のミミズ)」とか言ってきます。

ほかにも、アルフが「釣り餌用のソーセージ食うか?」とかいってきたので「マスタードとケッチャップはどこよ!」とかいってみたり、前回に引き続き今回も魚が釣れないので、「俺は日本から来たBad luck guyだからな!!!」とか冗談で応戦してみました。

冗談ってのがなかなかハウスで仲良くなるのに大事な気がします...なかなか難しいですが。特にハウス内でのネイティブ+スラング高速英語でやられると話しにぜんぜんついていけぬ。

まあなんだかんだで釣りを終えて、空模様も悪くなってきたので帰宅。その後は雷ゴロゴロ。

アルフとはすこしずつだけど、打ち解けてきたような。

なんか聞くところによると、アルフは他のDismasHouseいもいたことがあったらしく、でもその当時は仕事が深夜だったためあまりハウスの人との関わりがなく、一緒に釣りにいくとかはなかったそう。えー意外。

え、じゃー俺釣りつれてってもらってラッキーじゃん!とか言ってたら、「A Lucky bad luck guy」という称号?をもらいました。笑。なんかうれしかったな!!!

その後はハウスのみんなでのBBQ風の夕食を食べて、一日おしまい。なかなかいい休日だった。

最近、ハウスの中でもちょっとずつ打ち解けてきた人と、そうでないひとがいて、もう少しがんばらないとなーと思う反面、

自分の人見知り・人と仲良くなるの苦手精神がガンガン出てきて、日々葛藤中。むーーーーん。

とりあえず次回のブログで一週間の総括をしてみようと思います。


おまけ


日々、英語の質問とかを彼らにぶつけてみたりすんですが、

よく巷で見る「日本人の恥ずかしい英語!」みたいなやつに書いてあった

What time is it now はネイティブは使わないとか How are you も今ではもう使わないとか

それってほんとかいなって思ってたんで、聞いてみると

ぜんぜんそれらはふつーに使うし、むしろ What the fucking time is it now でもいけるぜとか言われました。笑。


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釣り、ボーリング、そして②

つづき。

到着5日目。新生活が始まって、すこし疲れが溜まったのか、目が覚めると8時過ぎ頃でした。
住民のみんなはすでにそれぞれ仕事や用事に出かけており、ハウスはとても静か。

朝10時ごろになり、スタッフの方も出勤したので、データ分類の仕事を始めることに。

夕方くらいまでデータ分類の仕事をして、それからディナーまでハウス内をぶらぶらしたり、適当に時間を過ごしていましたが、思うに、正直あまりやることがない...。

今自分がやってる仕事自体も急ぎの仕事ではないし、そこまで重要じゃなさそう...。

ハウスの人と人間関係構築といっても、日中ハウスに人がいない...。

なんかボランティアで働いてる気がせんなー!!!

まだたった5日間ですが、ハウスで過ごしてみて感じたのは、「俺、このハウスに本当に必要なんだろうか...」ということ。

住民同士の人間関係はとっても良好で、地域ボランティアの人とも楽しそうに雑談してたり。

家族みたい、とまでは言わないまでも、ものすごい雰囲気の好いコミュニティがハウスの中で出来上がっていました。

「元囚人の人たちが、社会の人々とのつながりを回復すること、つまり社会の中に心落ち着ける居場所や家族のような存在をもう一度手に入れることができれば、元囚人の人たちの社会復帰の大きな原動力になる。」

こんなことをスタッフの方に以前言われました。それを聞いて、よしじゃあここで俺がボランティアとして働いて、いや働くというより家族の一員のようになってやろう、がんばろうと意気込んでいたものの、すでにみんな仲よさそうだし、そもそも元囚人の人でも、友達や彼女や本当の家族だったり、それぞれのコミュニティを持っていたりで(よく考えれば当たり前のことですが!)

頭によぎる、

あれ、俺ここに必要なのかしら!!!!!むしろいらないんじゃない!!!!!!!!!!!

感。


ぬーーーーーーーーーーーん。

日本から来た英語もおぼつかない、わけのわからん(彼らから見たら)若いクソガキになにができるっていうねえええん。

なんか、問題点が山積してて、現状をマイナスからプラスに持っていくのよりも、

元々プラスのものをさらにプラスにすることのほうが難しい気がする。俺にそんなことができるのか。ていうか俺に何ができるんすか...

いや現状がプラスなのかどうかまだよくわかんないし、目に見えにくい問題点は色々あるとは思うんだけど、、、うーん。。。


ボランティアとか言ってるけど、このままじゃあ毎日タダ飯くってるだけの役立たず野郎じゃないか!!!


とか思ってリビングで若干凹んでると、スタッフの方に呼ばれ、衝撃の事実を伝えられることに。



昨日一緒にボーリングに行った住人の一人が刑務所に戻された、とのこと。

ハウスでは市(?)の職員によるアルコール・ドラッグ検査のようなものが抜き打ちで実施され、それに引っかかったり、あとは何か問題起こしたりすると刑務所に戻されるそうです。そういえば前日夜の騒がしかったのは、その抜き打ち検査のせいだったのかと。

聞いた瞬間、え?みたいな。昨日普通にボーリングしてたじゃん。普通にみんなと話してたじゃん。
その戻された彼とはボーリングの場で初めてまともにしゃべった人だったのですが、到着してそうそうハウスから人が去るのはショックでした。

そういえば5日間ハウスで過ごしましたが、ディナーの時間以外に彼の姿をリビングとかで見かけたことはありませんでした。ディナーにも毎日はいなかったような。

彼がハウスでどういう立ち居地だったのか、他の人との人間関係がどうだったのか、正直何も知りません。彼がどうして刑務所に戻ることになったのかはスタッフの方も詳細を知らされてないらしく、それもわかりません。




「元囚人の人たちが、社会の人々とのつながりを回復すること、つまり社会の中に心落ち着ける居場所や家族のような存在をもう一度手に入れることができれば、元囚人の人たちの社会復帰の大きな原動力になる。」




この言葉が頭の中に浮かびました。

彼が、心落ち着ける居場所や家族のような存在を持っていたなら、そのような存在が本当に心の中で大事だと思えるくらいなものであったのなら、彼は刑務所に戻ることはなかったかもしれません。

もちろんドラッグやアルコールの依存を断ち切るのがものすごく困難であることは、承知の上ですが...。


もしかしたら、今後もこのハウスから人が刑務所に戻ることになるかも知れないと思ったときに、自分の心構えがまた新たになった気がします。


自分が、日本から来た英語もおぼつかない、わけのわからん(彼らから見たら)若いクソガキだとしても、積極的に彼らと人間関係を構築していこう、と。家族のような存在になろう、と。

そのためにはやっぱり自分から積極的に相手に関わっていかなきゃだめだな、と。

たとえ、日本から来た英語もおぼつかない、わけのわからん(彼らから見たら)若いクソガキが近寄ってきて、よくわからん英語で話しかけられて、なんかめんどくさくてウゼーと思われようとも

たとえ、日本から来た英語もおぼつかない、わけのわからん(彼らから見たら)若いクソガキがしつこく話かけてきてあしらうのがめんどくせーと思われても


俺は粘り強く相手に絡んでいってやるぞ!!!!!!!!!!!!

たった3ヶ月しかいないんだから、じっとしてて空気のようないてもいなくてもいいような奴になるより、たとえめんどくさいと思われようが、ガンガン絡んでいってやるぞコノヤロウ!!

たとえお前らが俺のこと嫌いでも俺はおまえらが大好きだぞ!!的なスタンスでいってやろう、と思いました。笑。


で、も、ね、





俺そういうの一番苦手なんですーーーーーーーーーーーーーーーー。




今まで日本で生活してきて、「あ、こいつと仲良くなりたいから、がんばって絡もう!」とか思ったことないし、人見知りとまではいわないまでも、そもそも人間関係構築苦手だし、「あ、こいつ気があわない」って思ったらもうその人と仲良くなるとかないし

こんな異国で年齢もばらばらな人たちと、しかも英語で人間関係構築なんて



そんなんむり~~~~~~~~



笑。


じゃあなんでお前このボランティア応募したねんって感じですが。


ってな感じで、今自分の中でガンバルぞこの野郎マインドと、無理無理無理無理もう日本に帰りたいおマインドが葛藤しております。


でも、最初のブログでいったみたいに、自分の弱いこころを変える3ヶ月にしたいから、がんばるしかない...!!!へたれ脱却せねば。


むーーーーーーん


そんな感じな最近でした。がんばります!



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釣り、ボーリング、そして①

前回のつづき。早くブログ内容を現在に追いつかせたいので、文章めちゃくちゃですがとりあえず書きます。。。


2日目には、はじめてボランティアとしての仕事を頂き、やりはじめることに。仕事内容は簡単なデータ分類で、DismasHouseの色々なデータを今後データベース化するための準備、とかなんとか。
スタッフさんによると、一日4時間くらい働けばあとは自由にしてよいとのこと。

以前にDismasHouseに応募して、skypeでインタビューを受けたときにもいわれたことなんですが、ここでのボランティアの仕事はそんなに難しいことはないし、むしろあまりないかもしれないけど、そういう仕事より何より大切なことは、住民の人たちと家族のような人間関係を構築してほしい、とのことでした。


住民たちと家族のような人間関係を構築する...


果たして自分にそれが勤まるのか...


なんてことを考えてたら、住民の一人のアルフレッド(仮名)が近くの川に行くというので、同行することに。さっそく人間関係構築だぜ!!!的な。

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近くの川

アルフレッドは子供の頃から釣り好きで、よく川で釣りをするらしい。

魚がかかるのを待ちながら、色々話をしてみると、彼には娘と息子さんがいて、毎日娘さんと2回電話するらしい。娘は思春期的な年齢だけど、すごいよい関係で何でもお互い話すのだとか。なんてことを色々話してました。

以前Dismasでボランティアをしていた人の感想文?レポートによく、「元囚人なんてわからないくらいみんな親切でやさしい」みたいなことが書いてあったけど、まさにそれ。

子供のことを思う普通のやさしいお父さん、って感じでした。

結局その日は一匹も釣れず、収穫ゼロでしたが、人間関係的には収穫がちょっとはあったかな、という一日に。


ところがその日のディナーでやらかしてしまう自分...

ディナーでは食事を始める前に、今日一日の出来事で何か感謝したいことはあるか、みたいなことが聞かれ、何かある人はそれをみんなにシェアする、みたいな時間があるんですが、そこで今日の川にアルフレッドと一緒に言ったってことを私は言ったんですが、あろうことかアルフレッドの名前を間違えるという...笑(^ppp^;;;)

最初の目標に掲げた顔と名前の一致というのは私にとってまじ困難なんですよ...苦手...しかもハウス人多いし...ううう。


まあそんなこんなでうれしかったりへこんだりな一日。


次の日。


前日与えられた仕事をとりあえずやってみる。日中はハウスにほとんど人がいないので静か。仕事自体もその日の分は終わってしまい、やることない。暇。ハウスに人もいないので、やることなし。ひまーん。

ディナーの時間までほとんど住人いないので、ぶらぶらしつつディナーまで待つ。

いつもどおりみんなでディナー食って、(なぜかこの日のディナーは食い終わってもみんなテーブルに残ってちょっと雑談してた日によってか人によってか、ディナー後の団欒具合が違うのがおもしろ?い。。。)


その日はなんとボーリング大会があるというので、もちろん参加。

ハウスからすぐ近くにおっきなボーリングセンターがあって、もうひとつのDismasHouseの住民も加わりボーリング大会に。(自分のいるハウスの他に、すぐ近くに他のハウスがある。)

1年ぶりくらいのボーリングで、スコアはなんと1回目48、2回目76という全米が震撼するようなスコアをたたき出しつつも、その日はみんなで楽しみました。


家に帰るとなんだかすごい疲労感でうとうと眠りにおちてしまいました。
なんだかハウスの一階がみんなの声で騒がしかったような気がしたけど、披露に負けて気がついたら朝でした。




そんなこんなで到着してから街にいったり釣りにいったり、ボーリングに参加したり色々あったわけですが、到着5日目にちょっと考えさせられる出来事が起こりました。それは次回②につづく。


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書きたいことがいっぱいありすぎて

到着してはや3日目。

毎日が・・・濃い。書きたいことがありすぎて、ひとつの記事に書ききれるかなって感じです。


とりあえず時系列にそって書きます...

**

前回のブログを更新したのち、ラストの飛行機NY→Burlingtonに乗り込み爆睡。周りの景色を見損ねましたが、自然はかなり多そうな感じ。

空港ではスタッフのリチャードさんが迎えに来てくれてました。荷物も無事届いており一安心。空港からDismasHouseまでは車で10分くらいの距離でした。

到着してDismasHouseに入ってみると、すごい人がいて、握手と自己紹介の嵐。自己紹介して0.2秒で名前を忘れつつとりあえず全員と自己紹介&握手。(後からわかったんですが、ちょうどディナーが終わった時間らしく、近所の料理ボランティアさんもいたため、人が多かった。)

第2月曜日を除いた毎週月曜日にHouse meetingというのがあり、そこではHouseにまつわるいろんなことをみんなで集まって議論するらしいんですが、到着早々ちょうどそれに参加しました。

その日はあまり議題はなかったらしく、木曜のボーリング大会の件と、家事分担について(私は2階トイレと水曜食器洗い当番に)、そして私の自己紹介という流れでした。自己紹介では住民の一人一人が私にひとつ質問を投げかけるという形式で、すきな食べ物はとかスポーツはとかそういう感じでした。

meetingが終わって、部屋を色々案内してもらい、初日は終了。疲れもあってかすぐ寝てしまいました。ちなみに、シェアだと思っていた部屋は個室でWifiも完備なそんな感じの部屋でした。


そんな感じな初日。色々濃くなってくるのは二日目からのお話...



二日目は時差ぼけのせいもあってか5時に目が覚めました。

以前Dismasでボランティアをしていた人のレポートによると、6~8時にみんな起き出して朝ごはんを各自食べるみたいなことが書いてあったので、6時ごろに一階のリビングに出てみました。(DismasHouseは2階建てで、一回にテレビとかがある割と広いリビングルーム、キッチン、スタッフの部屋等があり2階が主に住人の部屋。私の部屋も2階にあります。)

が、


1時間、2時間たっても誰もでてこない。えーっ。

とりあえずテレビを見ながら時間をつぶすことに。

ぜんぜん人こねえよ。6時前にみんな出かけたんかな...とか思ってると、やっと一人降りてきました。

彼の名はアダム(仮名)。20台のなかなか体格のいい兄ちゃん。なんか色々話してるうちに街まで案内してくれることに。やったね。

街を散策したり、色々話したり、なんか知らない間に彼の家族の引越しを手伝わされてた時(笑)に聞いたところによると、


・彼は以前に7ヶ月、15ヶ月の2回刑務所に入っていたらしい

・友達は何人か事故やドラッグで亡くなっている

・偶然街で出会った友達は拒食症でやつれた感じ

・アダムの家族と1時間一緒にいるだけでshitとfuckが200回以上聞こえてくる


そんな感じでした。想像はしてたけど、実際聞くとすごいなって感じでした。
まあでもアダム自体はめっちゃいいやつで、これから仲良くやってけるといいな、と思います。

そんな街散策が終わり、Houseに戻って初ディナー。

地域のボランティアクックさんが毎日日替わりできてくださり、夕食を共にします。

みんなでテーブルを囲んでわいわい食事・・・って結構みんな食べ終わったら自分の部屋に戻っちゃう感じ。

あれれ。

こんなもんなんでしょうか。

もっと夕食後リビングでテレビとか想像してたんですけど、割とみんなアッサリ。うーん。


そんなこんなで初日終了。また2,3日目に色々あるんですが、書ききれないので今回はこの辺で。

なんかまだ3日しかたってないけど、毎日濃すぎてこのままじゃ12週間後に帰国するまでにはスーパーサイヤ人3くらいになってそうです。

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イメージ

そういえば、禁酒がルールのDismasHouseのすぐ目と鼻の先にでっけー酒屋さんがあるのには驚くというかむしろ、ちょwwえwwwみたいな感じでした。いいのかあれは!笑。

まとまりませんが今日はこの辺で。では。

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到着

ただいまNYの空港で最後の乗り換え待ちです。

テロ対策とかの影響で空港で時間食うかとおもいましたが、意外とすんなりいけました。


さて、活動開始を控えて、DismasHouseでの目標やら心持ちをいくつか書いておきます。

① 主体性を持って行動する
② うたれづよく何度もチャレンジしてみる
③ スーパー社交的フレンドリー野郎になる(うまくいかなかったら調整。笑。)
④ 目標・計画→実行→反省のサイクルを意識する
⑤ DismasHouseで、家族のような存在になる
⑥ もちろん英語力も向上させる

なんか抽象的なことばかりですが、まあ具体的なことは活動がはじまってから色々きまってくるかと思います。。。

以前DismasHouseでボランティアをしていた方の感想にこんなことが書かれていました。

**

・なんでも主張や質問、思ったことはやっていかないと、相手はわからないし、自分もわからない。ただの
日本人形として存在しているのと同じ。
・基本的に何も期待しない。

**

相手や環境が自分を変えてくれる、チャンスをくれると考えず、自分から主体的に動いて、自分で色々切り開いていこうと思います!

とりあえず、このブログは週に1,2回のペースで更新しようと思います。

これからついに始まるわけですが、はじめの一週間はまず

① 住んでいる人たちの顔と名前の一致
② 状況の把握、環境になれる
③ とりあえず住人みんなに話しかけてみる

ってのを今週の目標にしてがんばっていこうと思います。
では!

何をするのか

今回は活動するボランティアについて。

 

去年の12月頃から何か夏にできる海外インターンやボランティアを探していたところ、NICEというボランティアや国際ワークキャンプを紹介してくれるNPOさんを発見し、なかなか良さそうなプログラムがあったため、申し込んでみることにしました。

(国内・海外ボランティア活動を行う国際ボランティアNGO NICE(ナイス) : http://www.nice1.gr.jp/ )

そこで見つけた、なかなか良さそうなプログラムというのが、今回私が参加するアメリカ、バーモント州でのDismas Houseというものでした。

HPに載っていたプログラムの詳細はこんな感じです

 ....

背景:Dismas Houseは刑務所に入っていた男女が社会復帰できるように生活とその活動機会を提供する施設/仕事:オフィスワーク。グループ活動への参加。アドバイザーとして働くことなど企画:地域で開かれるフェスティバルやイベントのレクリエーション/宿泊:相部屋

場所:バーモント州(Burlington、Rutland、Winooskのいずれか)

資格:22才以上、英語中級、基本的なコンピュータ操作ができること

備考:禁酒・禁ドラッグ。メールでのインタビューあり

....

Dismas House というのは、上に書いてあるとおり、元囚人が社会復帰するのをサポートするところです。Houseと名前がついているように、元囚人、スタッフ、ボランティアの人々が共同で生活する家です。

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(Dismas House : http://www.dismasofvermont.org/index.htm)

 このDismas Houseは、次のようなことを活動の目標、使命として掲げています。

....

The Mission of Dismas of Vermont Is To Reconcile Prisoners With Society And Society With Prisoners.

(意訳:Dismas House の使命は、元囚人の社会復帰を促し、そしてまた社会と元囚人とのつながりを回復することである。)

....

 

元囚人の方の多くは、社会や家族とのつながりが絶たれた方が多く、出所後に帰るべき場所や、人がいないために再犯率が高く、結局また刑務所に戻ってしまう方が多いそうです。

つながりを失った元囚人の人たちのために、Dismas House は存在しています。

元囚人たちは、同じ家でスタッフやボランティア、他の元囚人たちと共同生活を行うことによって、まず住むところ、そして何より人とのつながり、家族の様なつながりを新たに手にする機会を得る、そしてそれが社会復帰への大きな一歩となるそうです。 

 

Dismas Houseの使命で、

To Reconcile Prisoners With Society And Society With Prisoner

と書いてあり、Prisoners with Society だけでなく、Society with Prisoners と双方向入ってるのがすごい気に入っています。

どれだけ彼らが社会復帰しようと努力したって、それを受け入れてくれる社会がなければ、彼らの努力は報われないし、社会から差別や偏見によって拒絶されていれば、社会復帰どころかますます彼らはマイナスの方向に向かってしまうと思うので。

ちなみに、元囚人と人くくりにいっても、いろんな種類の方がいると思うんですが、Dismas Houseにいる元囚人の方たちは、アルコールやドラッグに関する犯罪を犯した方々だそうです。(なのでプログラム詳細に禁アルコール・ドラッグとなっている)

 

ここまでざっと、ボランティア活動の概要を書きましたが、要するに、アメリカで、元囚人たちとシェアハウスをして、家族みたいに暮らす、って感じでしょうか。。。

 

実際に現地に行ってみないとどんな様子かわかりませんが、とりあえずはこんなところです。

色々と不安も多いですが、現地での生活、精一杯がんばろうと思います。