こころ

2013年6月より、3ヶ月間アメリカ、バーモント州にてボランティアプログラムに参加。内容は主にボランティアに関してのこと。

迸れ!☆ 女子力。(地獄から天国編)

これは昔むかし、一週間前の物語...


7/25日は、最近はまるで母のように慕っているスタッフのスーさんの誕生日でした。

ってことで、前日夜遅くまでがんばり、誕生日プレゼントを作成。

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ババーン

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折り紙でバラ

ネットで拾ってきた、折り紙のバラを折り紙でできたリース?にくっ付けてよくわかんない何かを作ってみました。ちなみにサイトはここ。
http://www.fukuyama-th.hiroshima-c.ed.jp/link/oribara/index.html
解説がこれほどかというほど丁寧で、折バラ初心者でも作れました!
これでもかというほどのジャパニーズ・クオリティ!!!
これならスーさんもおったまげるやろっ!ピンクの折り紙でお花とか、ちょwww俺テラ乙女wwwwとか思いつつ自己満足してました。

誕生日当日は、朝からスーさんの誕生日に気づいていない振りをして、いつもどおりに仕事してました。

もう一人のスタッフさんが誕生日ケーキを買ってきてくれて、俺の部屋に隠して、さあて準備万端。


一日の仕事も終え、ディナーの時間も近づき、リビングでぶらぶらしていたときに

事件は起こりました。(誕生日には関係ないけど)

ディナーの6時前に住民が結構帰宅してきて、リビングでなにやら集まって話していたので、

いつもどおり近づいてったんですけど、住民の一人のフィリップにいきなり


「あっちいけ!お前はこの話に参加できないんだよ!」


と言われました。

ショックで呆然として、体が何かひとつの塊にでもなってしまったような気分でした。

今まで、ボランティアとしてではなく、友人として彼らと接してきたつもりでしたが、

やはり、彼らとの間には越えられない壁があるのだな、と。

ボランティアは住民とスタッフの間くらいに位置する存在であって、

スタッフとの距離もまあ近いわけです。

彼らがしていた「俺が参加できない」話というのは、まあスタッフにばれたらまずいようなことなんだろうと思いました。

そんなスパイみたいなことしねえよ、ただ会話に参加しようとしただけなのに。

今までの俺の努力はなんだったんだろうと、ただただむなしい気分になりました。



あっちいけよといわれた後、それがかなりにショックで部屋に戻ってぶっちゃけ半泣だったんですが、

時間的にすぐにディナーの席に戻らねばならず、本当にずっと涙をこらえていて、

前述の通りその日はスーさんの誕生日だったので雰囲気を壊すわけにもいかず、カラ元気で大丈夫なフリを装っていました。




以前、住民と仲良くなろうと奮闘している自分の姿勢を

なかなか振り向いてくれない相手に片思い中の乙女みたいな心境
なんて書きましたが、

そのときは、

大好きで付き合ってた男性にいきなりフラれて、それでも別れ際気丈に振舞う乙女の気持ち

みたいな感じでした。



ディナーの後、茫然自失しながらハウスにいたら、さっきのあっちいけ発言をしたフィリップが話しかけてきて、

「さっきの気にしてるの?怒ってる?」

って聞いてきたので、なんかちょっといらっときて、

「いやまあ色々俺が聞けない話があるっていう事情はなんとなく理解できるから大丈夫」

って投げやり答えてたら

「怒るなよ」みたいな感じになって

近くにいたアドルフも「坊主気にするなって。そのうちわかる」とか言ってきたので

「いや怒こってないけど、なんでさっきの話は俺が聞けなかったんだよ」

ってまたもや投げやりに返してたら



フィリップ

「・・・いや、あれお前の誕生日カード作成について話してたんだよ」















そうです。スーさんの誕生日は7/25なんですが、実は私の誕生日も近くて2日後の27日が誕生日だったのです。








これにはおったまげたーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





これここに来て一番サプライズでうれしかったーーーーーーーー!!!!!
(まだ誕生日祝ってもらってないのに、そして誕生日前にネタバレという謎のサプライズなのに)



最後はお前は友達なんだから仲間はずれにするわけないだろ!とかアドルフがフィリップ言ってくれて

まじうれしかったーーーーーーーーーーーーーーーーーー

誤解してすまんって感じでした。

あっちいけ!って結構強めにいわれたんですけど、このフィリップは60代のおじいちゃんって感じの人で、ここで説明しづらいんですが、しゃべり方がたまにきついときがある人で、今考えればあの発言もわかるような気がする、ような。

もっとこそこそやってくれたらうれしかったけど(笑)、

でもまさか誕生日カード作ってくれてるとは思いもよらなかったので、びっくりでした。


なんだかほっとした一日でした。

めでたしめでたし。

誕生日当日編に続く。


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